この物語は当漁協総務部S課長の過酷な大冒険のお話である。
S課長とF次長が突然イカ釣漁船へ同行するとの情報を仕入れた。
何やらイカ釣漁を体験し、その様子を写真などで収めたかったとこと。
それなら大冒険の作者はこの村井が・・・と、今回のネタ。
10月22日14:45〜 出港前
この度は羅臼のイカ釣漁船、第百三十五 昭漁丸(井田漁業)へお世話になったらしい。。
昭漁丸さん、ありがとうございます。
15:00〜 出港
ドキドキ、ワクワクのS課長。
S課長「海賊王にオレはなる!!!」 ププッ
今日の現場は羅臼港から船で走って40分くらいの羅臼町八木浜町の沖。
ちょうど、春松小学校のまっすぐ沖くらいだった。
S課長の写真だが、羅臼の町並みも良く撮れている。 ・・・80点。
現場へ着いてアンカーを打つ。
説明しよう→アンカーとはイカリのことで船があっちこっちへ動かないようにするものである。
なぜ、動かないようにするかというと、現場には刺網漁船が仕掛けた刺網が有る場合があり、これにイカ釣の針などが絡み、トラブルになるのを防ぐためである。
それからイカ釣の機械をセッティングする・・・すると、
早速、チラホラと釣れてくる。
S課長「・・・興奮(思)」
S課長「海賊王にオレはなる!!!」 プププッ
そんなこんなですぐに夕暮れ。 ・・・70点。
今の羅臼は16:30には陽が暮れてくる。
そんなこんなであーなってこーなってすぐに夜更け。
この5枚連写、躍動感がとても良いですよね。・・・100点
どうしてもこのような感じで収めたかったのでしょう。
こんな写真がいくつもありました。。(笑)
それで・・・こうですね↓
獲れたてのスルメイカはこのように半透明のような感じで、時間が経つにつれ、茶色→真っ白になってきます。
どうでしょう?この透明感は、なかなか見られないのではないでしょうか?
S課長の船酔いのたまものですね!
っと、これは内緒だったかな。。
大丈夫、決して吐いていないと言い張っておりましたから(笑)
昭漁丸さんは兄弟2人で漁に出ておりました。
お兄さんは舵をもっておりまして、左の方が弟の「まことさん」です。
S課長・・・「いや〜、まことさんやさしくて〜、気〜使ってくれてさ〜、よかったよ。」
右の人は当漁協のF次長。
実は昔、漁師さんだったのです。
血が騒いだのか現役の漁師さんよりも肌を露出しております。。(笑)
今度は朝焼け。
色が奇麗ですね。・・・90点。
この日は前日の15:00に出港して港に戻ってきたのが朝の8:00ころ。
昭漁丸はGRコンテナ(イカを詰める赤い箱)に65尾イカを詰め、220箱の出荷だった模様。
この日はイカ釣漁船が108隻も操業をしていたようだが、近くにいた船はこんなに漁が無かったようで、昭漁丸は大漁だったとのこと。
S課長、F次長、よかったね。
イカ釣漁船の方々は1日の半日以上が海の上。
もちろん沖に出港してからイカが釣れっぱなしで休む暇がない・・・ということはあまりないそうですが。。
キツイですよね。
でもでもでもでも、4時間も寝ちゃえばね。。スッキリだよね。。あ、船酔いだっけ。
もちろん誰とは言いません。あなたは漁師さんではないのですから。
ね、S課長。
もちろん海賊王にはなれなかったとさ。
お疲れ様でした。
作家村井